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 ■ E217系 (JR東日本)
2007/04/15 Last Up Date .

横須賀線
横須賀線色
(2008/11/07@回9747M/原宿にて)

 E217系は横須賀線や総武快速線で使用されていた113系を置き換えるために1994(平成6)年12月3日に運用を 開始した次世代近郊形通勤電車です。
 このE217系は209系をベースに造られており、車体幅の拡張や一部セミクロスシート化・グリーン車の連結などにした ものの、通勤・通学需要に適応させるためにロングシートを基本として近郊形電車としては始めての4扉車となりました。また、209系と同じ計画思想に 基づいており、電力や製造コストが半減となっていますが、通勤・近郊形として登場した後にE231系へ製造がシフトしたために、他線区への導入はありませんでした。

 横須賀線・総武快速線として長らく走ってきたE217系ですが、湘南新宿ライン(E231系)の増発に伴う横須賀線の 減便に従って2006(平成18)年3月18日のダイヤ改正から帯色や保安装置を変更した上で東海道線へ転属しました。しかしながらJR東海の保安装置 であるATS−STが未設置のために東京〜熱海間の限定運用となっています

 横須賀線・総武快速線では11両(基本編成)+4両(付属編成)で運行されてますが、逗子〜久里浜間は立地条件により田浦駅が10両しか入れず、 11両もしくは4両のみの運用となっていて、当該の駅で11両編成は東京よりの10両のみのドア扱いで、久里浜より1両はドアが開きません。
 いっぽう東海道線ではE231系にあわせて転属時に編成入れ換えを行って10両+5両で運行されています。

湘南色 グリーン車
湘南色
(2006/02/28@大崎駅にて)
見た目はE231系??
(2006/02/28@大崎駅にて)