5000系・5050系・5080系・Y500系 (東急・横浜高速)
「人と環境にやさしい車両」をテーマに2002(平成14)年に東急田園都市線に導入されたのが5000系です。JR東日本旅客鉄道と共同開発された
E231系をベースに造られ、部品の共通化などをすることによってコストダウンを図り、また省エネで850
0系よりも電力を40パーセントカットしているそうです。さらに、ホームと車両の乗降口の段差を極力なくすなどのバリアフリー対策なども重視しており、客室内のガラスにはカーテンな
どの日よけが着いていない代わりに紫外線カットのガラスを採用、冷房の効率アップにもなっていみたいです。また、車内ドア上に設置されている車内表示案内板は従来のLED表示案内板
ではなく、17インチの液晶ディスプレイを採用した。
同じく2002(平成14)年から東急目黒線に導入されたのが5080系です。5080系は5000系の二次車をベースに目黒線や直通する各社の規格に合わせて改良を加え、騒音低減
や省エネなど環境にも配慮。直通する各社の規格通り、車内ドア上に設置されている車内表示案内板は5000系とは異なる従来どおりのLED表示案内板を採用した。
続いて2004年2月1日に開業した横浜高速鉄道みなとみらい線に導入されたのがY500系です。ラインカラーが異なるだけで、基本的には5000系とまったく同じです。
遅れて2004(平成16)年の春から東急東横線に導入されたのが5050系です。基本的に5000系と同一設計で製造されていますが、車外の行先表示機をフルカラーLEDにして、
視認性を向上させました。また、車体幅の基準寸法を5000系の2770ミリメートルから2798ミリメートルに拡張して定員人数を増やすなどの改良が加えられました。
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東急田園都市線の5000系の6ドア車付き編成
(2005/10/06@長津田駅にて)
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雪が微妙に付いた東急東横線の5050系
(2005/03/04@渋谷駅にて)
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東横線で試運転をしてる東急目黒線の5080系
(2005/07/09@元住吉駅にて)
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東横線で試運転をしてるみなとみらい線のY500系
(2003/12/11@渋谷駅にて)
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