123系は荷物・郵便輸送の廃止・縮小に伴って余剰になった荷物電車を有効活用するためにクモニ143系などを1986(昭和61)年から1988(昭
和63)年にかけて窓や座席設置などの改造を施し、1両での単行運転が可能なため、利用者が少ない電化ローカル線に投入された直流近郊型電車です。
荷物電車から合計で13両が改造されましたが、改造元の車両の違いから若干仕様が異なっているのが特徴です。
現在はJR東日本・JR東海・JR西日本が所有・運行していますが、JR東海からは2007年3月18日のダイヤ改正から定期運用を離脱してしまいました。