117系は日本国有鉄道が1979(昭和54)年から1986(昭和61)年にかけて製造し、京阪神地区の東海道本線・山陽本線で新快速として運行して
いる153系の後継車として導入した元祖新快速用の電車です。
1980年までには東海道・山陽線の新快速電車を置き換えたほか、1982年以後は名古屋周辺での運用にも入るようになりました。
国鉄民営化後、JRになってからの京阪神地区では運行速度の上昇や2ドア転換クロスでラッシュに対応できないことから221
系などの新系列列車導入に従い1999年で新快速からは引退、他線転属を余儀なくされたみたいです。
国鉄時代に216両が製造され、現在はJR西日本に144両、JR東海に72両が引継がれ所有・運行されています。