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 ■ 小田急20000系 RSE (小田急電鉄)
2007/04/15 Last Up Date .

あさぎり
(2007/04/07@JR松田駅にて)

 小田急電鉄の20000系は1991(平成3)年3月16日から運用開始した車両で、に小田急新宿〜松田〜御殿場間で運行されていた連絡急行「あさ ぎり」号の特急格上げと運行区間拡大によるJR東海との共同運行開始に伴い、3000系(RS車)との置き換えのために製造された特急車両です。
 基本的な車両規格はJR東海と小田急電鉄で行われた協議で決定され、1編成7両固定で中間にダブルデッカー2両のグリーン車(小田急線内ではスーパ ーシート)を組み込んだりし、同時にJR東海に導入された371系(ワイドビュー車)と座席配置など共同規格設計となって います。そしてJRグループのダイア改正と共に共同運行を開始しました。
 20000系は2編成、計14両が製造され、1編成があさぎり運用に入っている間、残りの1編成は予備編成として自社線内の特急「はこね」などの運 用についています。しかし、JRの371系が1編成7両しか製造されていないため、定期検査や故障時などにはJR側に先に出た予備編成の20000系 が貸し出されることになってします。
 営業運転開始前には御殿場線(松田〜沼津)以外の東海道本線(三島〜静岡)でも試運転を行いましたが、1992年10月25日には団体臨時列車「カント リーハート イン アサギリ」号として、新宿駅から身延線の富士宮駅まで旅客運行した経歴もあります。

 関連リンク=JR371系