東急8000系のさよならイベントの第2弾として、1月13日に東急東横線にて
「8000系さよなら運転」が実施された。
運転したのは東急東横線(元住吉検車区)に残る最後の8000系である歌舞伎塗装車の8017Fで、
今回の運行を前に1月7日のA30運行を最後に定期運用を離脱し、検車区で前面行先表示器を
3色LED式から幕式のものへ変更され、両先頭車に元住吉三区会(元住吉電車区・同車掌区・同検車区)の
手作りの特製ヘッドマークが掲出された。
同編成は2001年に同線で登場した特急の1番列車として充当された編成であり、
今回のさよなら運転も特急として運転された。 なぉ、この臨時列車は通常ダイヤの合い間を縫った
ダイヤ設定のために元住吉で定期特急列車の退避のために渋谷〜元住吉、元住吉〜元町・中華街と
区切って運転され、通常では実在しない「特急 元住吉」の行先が見ることが出来た。
車内には8000系のデビューから現在までの写真を展示したり、過去に行われたイベントに関する
準備や裏話などが普段は広告の貼られているスペースに掲載が行われた。
横浜駅では8000系の引退を記念して、記念グッズや復刻版のパンフレットなどの販売などが行われた。
産経新聞の記事によれば、8000系のさよなら運転に乗務を希望する運転士が殺到したため
平等にくじ引きで決めたそうです。
この運転を持って東横線の8000系は全車引退となり、
残りは大井町線の8001Fを残すのみとなってしまった。