東急8000系のさよならイベントの第1弾として、6月30日および7月1日に
東急東横線にて「さよなら8039F“リバイバル急行8000系号”」が運転された。
運転したのは2005年7月7日に原型に近い仕様に復元された8039Fで、今回の運行を前に
6月22日の31運行を最後に定期運用を離脱し、元住吉検車区で渋谷方の先頭車のHゴムを
白Hゴムに変更(実際は黒Hゴムに白色を上塗り)し、運行番号の表示を幕式から板式に変更した。
さらには全盛期時に使用されていた「急行板」の掲出や列車番号を昔の急行に割り振られていた
「55」にするなど、昔の急行を限りなく演出させた。
このリバイバル運転は今わ無き急行元住吉行きも復活させるために、渋谷→元町中華街→渋谷→
元町中華街→元住吉間で運行され、車内は広告がすべて外され、8000系のパンフレットのコピーや、
今までの8000系の写真、地方に譲渡された先で活躍する8000系の写真などが展示されたほか、
渋谷駅停車中には撮影会のほか、車内では1号車で蛍光灯NFB操作などが行われた。
なお、8039Fは今回のリバイバル運転が終了した7月1日の夜に94運行にて長津田に回送された。
≪追記≫7月11日に長津田⇒鷺沼へ疎開回送されました。
≪修正≫8両すべてが旧インドネシア国鉄へ譲渡することになっています。
ここに掲載されてるもの以外の写真は こちら
長津田へ疎開した8039Fの写真は こちら