茨城県の石岡〜鉾田間(全27,2キロ)で霞ヶ浦北岸を走る鹿島鉄道が2007年3月31日(土)に廃止、
83年の長い歴史に幕をおろしました。
鹿島鉄道は鹿島神宮へのアクセス路線として1924年6月8日に鹿島参宮鉄道として石岡〜常陸小川間が開業した路線で、途中で関東鉄道と
合併しながらも1979年4月1日に分離して鹿島鉄道となったが、2002年に航空自衛隊百里基地への航空燃料の貨物輸送が廃止となり、
追い討ちをかけるように つくばエクスプレス の開業による親会社の減収により経営支援を打ち切られ、廃止に至りました。
また、鹿島鉄道を走っているキハ600形は国鉄から譲受した元キハ07形を改造したりしてるけど、車齢が約70年となっており、
一般旅客営業列車としては日本最古であり戦前に製造された唯一の現役気動車でもありました。