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  ホーム > レポート > 2007年03月31日

 ■ 鹿島鉄道 廃止 (鹿島鉄道)

 茨城県の石岡〜鉾田間(全27,2キロ)で霞ヶ浦北岸を走る鹿島鉄道が2007年3月31日(土)に廃止、
 83年の長い歴史に幕をおろしました。

 鹿島鉄道は鹿島神宮へのアクセス路線として1924年6月8日に鹿島参宮鉄道として石岡〜常陸小川間が開業した路線で、途中で関東鉄道と 合併しながらも1979年4月1日に分離して鹿島鉄道となったが、2002年に航空自衛隊百里基地への航空燃料の貨物輸送が廃止となり、 追い討ちをかけるように つくばエクスプレス の開業による親会社の減収により経営支援を打ち切られ、廃止に至りました。

 また、鹿島鉄道を走っているキハ600形は国鉄から譲受した元キハ07形を改造したりしてるけど、車齢が約70年となっており、 一般旅客営業列車としては日本最古であり戦前に製造された唯一の現役気動車でもありました。

キハ600形
キハ600形
(2007/03/17@常陸小川〜小川高校下にて)

キハ600形とキハ714形の併結
キハ600形とキハ714形の併結
晴れていれば後ろに筑波山が見えます
(2007/03/17@桃浦〜八木蒔にて)

キハ714形とキハ600形の併結
元夕張鉄道から譲渡したキハ714形とキハ600形の併結
(2007/03/17@四箇村〜常陸小川にて)

KR500形
ラッピング付きで自社発注製造のKR500形
(2007/03/17@石岡駅にて)

キハ430形
元加越能鉄道加越線から譲渡したキハ430形と胴上げ
(2007/03/17@石岡駅にて)

KR500形
霞ヶ浦と筑波山をバックにKR500形
(2007/03/23@小川高校下〜桃浦にて)