阿武隈急行は1986(昭和61)年の国鉄民営化前に国鉄丸森線(槻木〜丸森)から第三セクターとして移管されてできた鉄道です。1988(昭和63)年に福島〜丸森間が開通し、全線電 化開業となりました。槻木・福島はJR東北本線と接しており、北側は仙台、南側は郡山(H16年のダイア改正で廃止)まで乗り入れています。日本唯一の全線交流電化の私鉄です。 8100系は交流専用車両で、車内は主にJR417系をベースに作られています。電化される前はJRから同時に譲り受けたディーゼル車が運行していたらしいです。